更新日 2026年11月2日

コラム|ESGのテーマ

ESGの発表212件、テーマで分かれる発表元 水は22件中20件が国土交通省

2026年8月4日から11月2日までのESG関連の発表212件のうち、水の安全保障は22件中20件が国土交通省の1つの局でした。気候変動の66件は、環境省、欧州委員会、国土交通省、支援会社に分かれています。顧客責任では、消費者庁の景品表示法の処分が4件ありました。

コラム212件90日分のESG関連の発表

テーマ別の主な発表元

テーマ件数まず見る発表元(件数)
気候変動66環境省(23)、欧州委員会(7)、国土交通省の水管理・国土保全局(7)
開示と評価のルール53SSBJ(6)、GRI(6)、EFRAG(5)
生物多様性26環境省(11)
汚染と資源23環境省(12)、国土交通省の水管理・国土保全局(6)
水の安全保障22国土交通省の水管理・国土保全局(20)
労働基準15厚生労働省(8)、出入国在留管理庁(3)
顧客責任15個人情報保護委員会(6)、消費者庁(5)
リスク管理13欧州委員会(5)
サプライチェーン(社会)9EcoVadis(4)、環境省(3)
サプライチェーン(環境)6支援会社などの発表
コーポレート・ガバナンス4環境省(3)
人権とコミュニティ3法務省の人権擁護局(2)
健康と安全2厚生労働省(2)
腐敗防止2消費者庁(2)
税の透明性0なし

水は1つの局、生物多様性と汚染は環境省

生物多様性と、汚染と資源では、どちらも環境省が4〜5割を占めます。

労働基準は、15件のうち8件が厚生労働省です。出入国在留管理庁の3件は、育成就労や特定技能に関わる発表でした。

気候と開示は発表元が分散

気候変動では環境省の23件がいちばん多いものの、3分の2は欧州委員会や国土交通省、支援会社などの発表です。開示と評価のルールの53件も、SSBJ、GRI、EFRAGと、基準を作る団体ごとに散っています。

顧客責任の15件は、個人情報保護委員会と消費者庁がほぼ半々でした。消費者庁の5件のうち4件は、景品表示法にもとづく措置命令や課徴金納付命令です。ESGの「顧客責任」は、こうした広告や表示の処分として表に出ます。

件数が少ない人権・税にも決まった予定

人権、健康と安全、腐敗防止、税の透明性は、90日で0〜3件でした。それでも人権では、EUの強制労働製品の禁止規則が2027年12月14日に始まります。

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