更新日 2026年11月1日

海外の動き|2026年10月号

カリフォルニア州SB253、11月10日に初の報告期限 海外の開示ルールが日本企業の子会社にも

カリフォルニア州SB253による排出量の最初の報告期限が、11月10日に来ます。州内で事業をする売上10億ドル超の会社が対象で、日本企業の米国子会社も入ります。

今月の動き45超ISSB基準に向けて動く国・地域

ISSB基準へ動く国・地域は45超

IFRS財団が9月に示した資料では、方針が固まったのは22の国・地域で、うち18が全面採用を目標にしています。

動いている国・地域45超
方針が固まった22
うち全面採用が目標18
方針を詰めている途中14
IFRS財団の資料(2026年9月)。日本は「方針が固まった22」に入っている

米国では逆に、証券取引委員会(SEC)が気候開示の規則を取り消す案を出しています。

主要国の開始は2027年に集中

国・地域始まる時期最初の対象
英国2027年1月以後に始まる期間上場会社(従うか、従わない理由を説明するかを選ぶ形)
EU2027年1月以後に始まる年度従業員1,000人超、かつ売上4.5億ユーロ超のEUの会社
日本2027年3月期東証プライム上場で、時価総額3兆円以上の会社
韓国2027年度KOSPI上場で、連結資産10兆ウォン以上の会社

日本企業に届くのは子会社と輸出のルール

上の表の多くはその国の上場会社が対象で、日本企業にかかわるのは、上場していない子会社や輸出まで広げたルールです。

拠点ルールと対象の線引き始まり
米国子会社SB253:米国で設立、州内で事業、年間売上10億ドル超2026年11月
欧州子会社CSRD:従業員1,000人超、かつ売上4.5億ユーロ超2027年度の分から
日本の親会社CSRD:EUでの売上4.5億ユーロ超、かつEU子会社か支店の売上2億ユーロ超2028年度の分から
EUへの輸出CBAM:鉄鋼・アルミ・セメント・肥料など2026年1月

CSRDは、2026年2月の見直しで対象が大きく絞られました。それでも、欧州で大きく稼ぐ日本企業は入ります。

最初の締め切りはSB253、次はCBAM

2026.11.10SB253の最初の報告
2027.2.1CBAMで、払うのに使う証書の販売が始まる
2027.9.30CBAMで、2026年分の最初の申告
法律事務所などの解説から

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